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POEM OF THE DAY

 

自作の詩、またはその一部

今朝のこと

 

全員の九割を削減すると聞かされる でもそれは解雇ではなくて 死んでもらうんだ、人員を処分するのです、そんななまなましい知らせが伝わる。そんな夢をみた。いったいわたしはどうすればいいだろう、こんなときに処分されるですって。頭ではわかっているんだけど、漠然とした数の多さと、自身が数に溶けこんで右から左へと片づけられることにしばらく呆れて涙も滲まなくなる。

 

どこまで現実でどこから事実なのかがわからないので、塞がれるような顔をしたままとりあえず珈琲豆を挽く。

(c) Noriko Hirotomo

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